Foundation 6 macOS Sierraにnpmでインストール Node.js編
Foundation 6をmacOS Sierraにnpmでインストールする手順。今回は、Node.jsのインストールです。
Node.jsはJavascriptの環境で、Node.jsをインストールするとnpmも使えるようになります。ここまで、Xcode、Homebrew、Nodebrewの順でインストールしてきましたが、Node.jsの単独のインストーラーも提供されています。
こちらの、Node.jsのサイトをご参照ください。
では、インストールの手順です。
1. ターミナルを開きます。
2. Nodebrewでインストールできる、Node.jsのバージョンを確認します。
$ nodebrew ls-remote
ずらっと出てきました。
3. 最新版と思われる、v.7.5.0をインストールします。
$ nodebrew install-binary v7.5.0
'v7.5.0'とバージョンを指定する代わりに、'latest'とすると最新版をインストールしてくれます。
'install-binary'とせず、'install'とすると、かなりの時間がかかるそうです。
4. 実行してみました。
curl: (23) Failed writing body (0 != 2310)
5. 失敗しました。.nodebrew/src
のディレクトリが作れずにエラーになるようです。
$ mkdir -p ~/.nodebrew/src
ディレクトリを手動で作った上で再実行です。
$ nodebrew install-binary v7.5.0
Installed successfully
と表示されました。
参考サイト:nodebrewによるNode.jsインストール手順-ITと服と食と
6. 使用するバージョンをv7.5.0に指定します。
$ nodebrew use v7.5.0
use v7.5.0
と表示されました。
7. インストールされたバージョンを見てみます。
$ nodebrew list
current: v7.5.0
と表示されました。
Use of uninitialized value $a1 in numeric comparison (<=>) at /usr/local/bin/nodebrew line 675.
.DS_Store
みたいなエラーが出ていますが、ググってみるとなんだか仕方ないようです。
参考サイト:Node.js をバージョン管理できる体制でインストールする
8. Nodeへのパスを通します。
$ echo 'export PATH=$PATH:/Users/xxxx/.nodebrew/current/bin' >> ~/.bashrc
xxxxは自分のホームディレクトリ名を入れます。
9. では、Node.jsの動作確認です。パスを変更しているので、ターミナルを一旦終了します。再度起動してnodeのコマンドを入力し、実行します。
$ node -v
-bash: node: command not found
えっ?ググります。
どうやら、パスの設定が読み込まれていないらしい。ホームディレクトリ内に「.bash_profile」というファイルを作り、以下の内容を入力します。
if [ -f ~/.bashrc ] ; then
. ~/.bashrc
fi
ちなみに、「.bash_profile」はターミナルのログイン時に読み込まれるファイルのようです。一旦終了し、再度ターミナルを起動します。
$ node -v
v7.5.0が表示されました。
参考サイト:nodebrewでnode.jsをインストール-kinalog
.(ドット)のファイルは隠しファイルなので、通常は見ることができません。上記の作業で確認のためにファイルを開きたいケースも出てくると思います。下記のサイトなどを参照してファイルを表示してください。
参考サイト:Macで隠しファイルを表示する方法 - Qiita
訂正です。
$ node -v
が-bash: node: command not found
だった件。その場で、設定を読み込めば大丈夫でした。
$ source bashrc
10. npmの動作も確認しておきましょう。
$ npm -v
v4.1.2が表示されました。
一応、これでnpmが使えるようになりました。次回は最終目的のFoundationのインストールです。
ここまで、全般的に下記のサイトを参考にさせていただきました。